|
1993年当時、僕らの新鮮な刺激を求める場所といえばゲームセンター だった。
様々な色とりどりの大型体感ゲーム筺体のなかで、真っ赤な 「リッジレーサー」が馴染みの店に現れた時はまさに驚愕だった。
ドリフトでコーナーの壁を眺めながら、高速で駆け抜ける滑らかな透明感のある新感覚のゲーム内容、加えて何よりも本物の「リアル」がそこにあった。
上部の突き出したボディに手をかけ、低めで薄いドライバーズシートにスッと滑り込み身体を沈ませる。
正面に大きな画面とインパネが、左右から響く熱 く高揚させるBGMにシンクロする。
高めに設定されたハンドルを握り、
左手を伸ばすと少し離れたポジションにシフトレバーがある。
まさに「大人」の大きさがそこにはあった。
それから毎日のように「あの赤いマシン」を目指して通い詰め、並んだものだ。
「Tartaruga」常に新鮮エンターテイメント
あれから10数年、バイシクルという「リアル」な乗り物としてまた出会えた。
「大人」になった僕らを再び奮い起こしてくれる事はもう間違いない。
|